
海外旅行へ行きたいけれど、「できるだけ安く行ける国はどこ?」「航空券やホテルまで含めると結局いくらかかる?」と迷う人も多いと思います。
海外旅行の安さは、現地の物価だけでは決まりません。日本からの航空券、ホテル代、食費、現地交通費、必要な旅行日数まで含めて考えることが大切です。
この記事では、日本から旅行しやすい国を中心に、旅行総額を抑えやすい国をランキング形式で紹介します。安さだけでなく、初めての海外旅行でも選びやすいかという点まで比較していきます。
海外旅行が安い国ランキング10選!旅行総額で比較
海外旅行の費用を抑えたいなら、日本から近い韓国・台湾に加えて、現地物価の安いベトナムやタイなどが有力候補です。
ただし、「物価が安い国=海外旅行が安い国」とは限りません。
たとえばベトナムはホテルや食事を安く抑えやすい一方、日本から近い韓国なら航空券代だけでなく旅行日数も抑えられます。2泊3日程度の短期旅行と、4泊5日以上の旅行では、お得な国が変わることもあります。
そこで今回は、航空券・ホテル・現地物価・日本からの距離・必要な旅行日数を考慮して、旅行先を比較しました。
| 順位 | 国・地域 | 安さの特徴 | おすすめ旅行日数 | 特に向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 韓国 | 近く航空券を抑えやすい | 2泊3日~ | 短期・総額重視 |
| 2位 | 台湾 | 近さと旅行しやすさのバランス | 3泊4日~ | 初めての海外旅行 |
| 3位 | ベトナム | 食費・ホテル代が安い | 3泊4日~ | 現地費用を抑えたい |
| 4位 | タイ | 物価と観光のバランスが良い | 4泊5日~ | 観光も楽しみたい |
| 5位 | フィリピン | 航空券を抑えられる時期がある | 3泊4日~ | リゾート・海 |
| 6位 | マレーシア | 食費や交通費を抑えやすい | 3泊4日~ | 街歩き・グルメ |
| 7位 | カンボジア | 現地滞在費を抑えやすい | 3泊4日~ | 遺跡観光 |
| 8位 | インドネシア | 現地物価は比較的安い | 4泊5日~ | バリ島などのリゾート |
| 9位 | 中国 | 近距離で旅行日数を短くできる | 3泊4日~ | 都市観光 |
| 10位 | ハンガリー | 欧州の中では滞在費を抑えやすい | 5泊7日~ | 安くヨーロッパへ行きたい |
この表で特に注目したいのは、短期旅行なら韓国・台湾、現地滞在が長くなるほどベトナム・タイなど東南アジアの安さを実感しやすくなる点です。
単純な物価ランキングではなく、「何泊するのか」まで考えて選ぶと、自分にとって本当に安い旅行先が見つけやすくなります。
1位 韓国|航空券を抑えやすく短期旅行なら総額が安い

短期間で海外旅行の総額を抑えたい人には、韓国が有力な選択肢です。
韓国はベトナムやタイほど現地物価が安いわけではありません。それでも上位にした理由は、日本から近く、2泊3日程度でも旅行しやすいためです。
特にソウルや釜山は日本各地から航空便があり、LCCを利用できる日程なら航空券を抑えられることがあります。宿泊日数そのものを少なくできるので、ホテル代や現地滞在費を含めた旅行総額も調整しやすくなります。
一方で、人気エリアのホテルやカフェ、ショッピングまで含めると「韓国なら何でも安い」というわけではありません。
そのため、3連休などを利用して短期間・低予算で海外へ行きたい人に向いている国と考えるのが分かりやすいです。
2位 台湾|近さと旅行のしやすさを両立

初めての海外旅行で、費用と行きやすさの両方を重視するなら台湾がおすすめです。
台湾は日本から比較的近く、台北を中心に3泊4日程度でも主要観光スポットを巡れます。
トラベルコが掲載している一例では、台北旅行はLCC利用の往復航空券が3万~5万円、ホテルは2泊で1万円~が目安とされており、2泊3日の旅行費用は6.2万円~とされています。
ただし、これはあくまで安く手配できた場合の目安です。出発空港や旅行時期によって航空券やホテル代は大きく変わります。
台湾のメリットは、単純な安さだけではありません。短い日程でも観光しやすく、夜市などを利用すれば食費も調整できます。
最安値だけを追うより、「初海外でも予定を組みやすく、費用も抑えたい」という人に向いています。
3位 ベトナム|ホテル・食費まで含めるとコスパが高い
現地での食費やホテル代まで抑えたいなら、ベトナムは特に候補に入れたい国です。
ハノイ・ホーチミン・ダナンなど旅行先の選択肢が多く、日本と比べてローカルフードや交通費を抑えやすいのがメリットです。
たとえばフォーや屋台料理などは、旅行者向けの高級店を選ばなければ比較的安く楽しめます。ホテルについても、同じ予算なら日本や近隣の物価が高い都市より選択肢を広げやすくなります。
ただし、日本からの航空券だけを比較すると韓国ほど安くならないこともあります。
そのため、2泊3日の超短期旅行より、3泊4日や4泊5日程度滞在して、ホテル・食事・観光まで楽しみながら総額を抑えたい人に向いています。
航空券の最安値だけではなく、現地で使うお金まで含めて考えるとコストパフォーマンスの高さが分かりやすい国です。
4位 タイ|物価が比較的安く観光の選択肢も多い
安さだけでなく、観光・グルメ・ショッピングまで楽しみたいならタイが選びやすいです。
バンコクを中心に、ローカルフードや公共交通を利用すれば現地で使う費用を調整しやすく、寺院観光や市場巡りなど旅行の選択肢も豊富です。
2026年の旅行費用を紹介している複数の情報でも、タイはベトナムなどと並び、日本より現地物価を抑えやすい旅行先として挙げられています。
一方、日本からバンコクまでは韓国や台湾より移動時間が長いため、2泊3日の旅行にはあまり向きません。
せっかく航空券代を払って行くなら、4泊5日前後を確保した方が旅行全体の満足度は高めやすくなります。
「最安の国」を探している人より、10万円前後からの予算を考えながら、海外旅行らしい観光もしっかり楽しみたい人に向いています。
5位 フィリピン|セブ・マニラは安いツアーも狙いやすい
ビーチリゾートを比較的手頃な予算で楽しみたい人には、フィリピンも候補になります。
日本からはマニラやセブへの便があり、旅行時期によっては航空券を抑えられます。ローカルな飲食店を利用すれば、現地での食費も調整しやすい国です。
特にセブ島は、海を目的に海外旅行へ行きたい人に人気があります。
ただし、リゾートホテル、空港送迎、アイランドホッピングなどを追加すると、旅行費用はそれなりに上がります。
「フィリピンは物価が安いから格安旅行になる」と考えるのではなく、何にお金を使うかを最初に決めておくことが大切です。
ホテルではゆっくり過ごしつつ、食事などで予算を調整したい人にも向いています。
6位 マレーシア|物価と旅行しやすさのバランスが良い
東南アジアで費用を抑えながら都市観光を楽しみたいなら、マレーシアも選択肢です。
クアラルンプールでは、ローカルフードや公共交通を利用することで現地滞在費を抑えやすくなります。
ベトナムやタイほど「格安海外旅行」のイメージは強くありませんが、ホテル・食事・移動費を含めて考えると比較的コストを調整しやすい旅行先です。
一方、日本からのフライト時間は韓国や台湾より長くなります。そのため、短い連休で行くより3泊4日以上の日程を確保したいところです。
食事を楽しみながら街歩きをしたい人や、安さだけではなくホテルの快適さもある程度重視したい人には比較しやすい国です。
7位 カンボジア|現地費用を抑えやすい
現地の滞在費を重視するなら、カンボジアも物価の安い旅行先の一つです。
特にシェムリアップを拠点にアンコール遺跡群を観光する旅行が代表的です。食事やホテルなどは比較的安い選択肢を見つけやすく、現地での予算を調整できます。
ただし、ここで注意したいのが航空券と観光費です。
日本からのアクセスは韓国・台湾などの近距離旅行ほど手軽ではなく、アンコール遺跡を観光する場合は入場料や移動手段なども必要になります。
そのため、「現地物価が安い=旅行総額も最安」とは考えない方が安全です。
アンコールワットなど明確に見たい場所があり、現地滞在費を抑えながら観光したい人に向いています。
8位 インドネシア|現地物価は安いがエリアによって差がある
インドネシアは現地物価を抑えやすい一方、旅行するエリアによって必要な予算が大きく変わります。
日本人旅行者に人気なのはバリ島ですが、ローカルな飲食店と観光客向けレストラン、一般的なホテルと高級リゾートでは料金差があります。
そのため「インドネシアは安い」と考えて旅行を組むと、思ったより予算が必要になることがあります。
また、日本からの移動時間も韓国や台湾より長いため、短期旅行より4泊5日程度の日程を確保した方が計画しやすいです。
一方、ホテルや食事のグレードを自分で調整できるのは大きなメリットです。
予算を抑えつつ南国リゾートを楽しみたい人には候補になりますが、航空券だけでなく現地で何をするかまで含めて比較してください。
9位 中国|近距離なら旅行日数を短くできる
日本からの距離と旅行日数を考えると、中国も総額を抑えられる可能性がある旅行先です。
上海など日本から比較的近い都市なら、東南アジアより移動時間を短くできます。そのため、長期休暇を取らずに海外旅行へ行きたい人にはメリットがあります。
ただし、中国は国土が広く、上海・北京・西安など行き先によって航空券、ホテル、必要な日数が大きく異なります。
また、決済方法やインターネット環境など、日本とは勝手が違う部分もあるため、単純に料金だけで旅行先を決めるのはおすすめしません。
近場のアジア旅行として料金を比較しつつ、渡航前の準備もしっかりできる人向けと考えると選びやすくなります。
10位 ハンガリー|ヨーロッパ方面で物価を抑えたい人向け
「アジアではなくヨーロッパへ行きたい」という条件なら、ハンガリーは比較候補に入ります。
首都ブダペストはヨーロッパ旅行の候補地の一つで、西欧の主要観光都市と比べて滞在費を調整しやすいのがメリットです。
ただし、日本からの航空券代と移動時間を考えると、韓国・台湾・ベトナムなどと同じ意味での「安い海外旅行先」ではありません。
5泊7日などある程度まとまった日程が必要になり、航空券が旅行総額に占める割合も大きくなります。
そのため、単純に安く海外へ行きたい人ならアジアを優先し、「ヨーロッパへ行くこと」を前提に費用を抑えたい人が比較する国と考えるのが適切です。

海外旅行の安さを比較するときは、「航空券が一番安い国」だけを探さないのがポイントです。旅行日数を先に決めてから国を比較すると、本当に安い旅行先を選びやすくなります。
海外旅行が安い国は「現地の物価」だけで選ばない
海外旅行を安くしたいなら、現地の物価だけではなく「航空券+ホテル+現地で使うお金」の総額で比較することが大切です。
物価の安い国を選んでも、日本からの航空券が高かったり、乗り継ぎが必要で宿泊日数が増えたりすれば、旅行全体ではそれほど安くならないことがあります。
反対に韓国や台湾は、東南アジアほど物価が安くなくても、日本から近いため短い日程で旅行しやすいのがメリットです。
「一番物価が安い国」ではなく、自分の旅行日数ならどこが安くなるのかで考えてみましょう。
物価が安くても航空券が高ければ旅行総額は高くなる
3泊4日程度の短期旅行では、現地の物価より航空券やホテル代が旅行総額に与える影響が大きくなります。
たとえば、現地での食費を1日2,000円節約できたとしても、3泊4日なら差額は6,000~8,000円程度です。一方、航空券が3万円高ければ、現地の食費を節約しても旅行総額では逆転しにくくなります。
特に注意したいのが、「物価が安い国ランキング」だけを見て旅行先を決めることです。
日本から距離がある国は、航空券だけでなく空港までの交通費、乗り継ぎ、必要な宿泊日数なども増える可能性があります。
海外旅行の予算を考えるときは、少なくとも次の費用を合計して比較してみてください。
| 費用 | 確認するポイント |
|---|---|
| 航空券 | 往復料金・燃油サーチャージ・諸税 |
| 荷物 | 預け荷物が航空券に含まれているか |
| ホテル | 1泊料金ではなく旅行全体の宿泊費 |
| 食費 | 1日あたりの目安 |
| 現地交通 | 空港から市内・電車・タクシーなど |
| 観光費 | 入場料・現地ツアー・チケット |
| その他 | 海外旅行保険・通信費など |
このように比較すると、航空券の表示価格だけでは見えなかった「実際に必要なお金」が分かります。
特にLCCは安く見えても、預け荷物や座席指定などを追加すると料金が上がる場合があります。予約画面の最初に表示された金額ではなく、必要なオプションを加えた最終金額で比較することが重要です。
短期旅行なら韓国・台湾、滞在費まで抑えるなら東南アジア
2泊3日~3泊4日程度なら韓国や台湾、4泊5日以上ならベトナムやタイなど東南アジアも比較すると選びやすくなります。
韓国や台湾の大きなメリットは、日本から近いことです。
特に韓国なら2泊3日でも旅行を組みやすく、宿泊数そのものを減らせます。台湾も3泊4日程度あれば台北を中心とした旅行を計画しやすいため、長期休暇を取らずに海外へ行きたい人には便利です。
一方、ベトナムやタイは日本からの移動時間が長くなるものの、ホテル・食事・現地交通などを抑えやすいのが特徴です。
滞在日数が長くなるほど、1日あたりの物価の差が旅行総額にも影響してきます。
目安として考えるなら、
という選び方ができます。
もちろん航空券のセールや旅行時期によって逆転することはありますが、「何泊するか」を決めてから旅行先を探すだけでも比較しやすくなります。

安い海外旅行を探すときは、先に「5万円以内」「10万円以内」など予算の上限を決め、その中から旅行先を探す方法もおすすめです。
目的別ならどの国が安い?旅行スタイル別に比較
安い海外旅行先は、予算だけでなく「何を優先するか」で選ぶと失敗しにくくなります。
短期間で総額を抑えたいなら韓国、初めての海外旅行なら台湾、ホテルや食費を含めた現地費用を抑えたいならベトナムが有力です。
一方、「せっかく海外へ行くなら観光も充実させたい」「安くヨーロッパへ行きたい」という人では、選ぶ国も変わります。
目的別に整理すると、次のようになります。
| 重視すること | おすすめの国・地域 | 選ぶ理由 |
|---|---|---|
| 旅行総額を抑えたい | 韓国 | 近く、短期旅行を組みやすい |
| 初めての海外旅行 | 台湾 | 移動しやすく短期間でも観光しやすい |
| 現地費用を抑えたい | ベトナム | 食費・ホテル代を調整しやすい |
| 安さ+観光 | タイ | 観光・グルメの選択肢が多い |
| 安くヨーロッパへ行きたい | ハンガリー | 西欧主要都市と比べ滞在費を抑えやすい |
「どこが一番安いか」だけではなく、自分が海外旅行で何をしたいのかまで考えて選ぶことがポイントです。
海外旅行はいくらあれば行ける?予算別に選ぶ

海外旅行は、近場のアジアなら5万円前後から候補を探せますが、選択肢を広げたいなら1人10万円前後をひとつの目安にすると計画しやすくなります。
ただし、必要な予算は出発空港、旅行時期、宿泊日数によって大きく変わります。特にGW・お盆・年末年始などは航空券とホテルが高くなりやすいため、「韓国なら○万円」と固定して考えない方が安全です。
予算ごとの旅行先は、次のように考えると選びやすくなります。
| 予算の目安 | 候補にしやすい旅行先 | ポイント |
|---|---|---|
| 5万円前後 | 韓国など | LCC・短期旅行・安い日程を狙う |
| 10万円前後 | 韓国・台湾・ベトナム・タイなど | 旅行先の選択肢が広がる |
| 15万円前後 | 東南アジアを中心に幅広く比較 | ホテルや観光にも予算を回しやすい |
この金額は「必ずこの予算で行ける」という意味ではありません。最初に予算上限を決め、その範囲で航空券とホテルを探すための目安として考えてください。
5万円前後なら韓国など近場を狙う
予算5万円前後なら、まず韓国など日本から近い旅行先をチェックするのが現実的です。
ポイントは、現地物価よりも航空券と宿泊日数を抑えることです。
たとえば2泊3日ならホテルは2泊分で済みます。LCCの安い日程と手頃なホテルを組み合わせられれば、旅行総額をかなり抑えられる場合があります。
>>ただし、5万円という予算には余裕がありません。
航空券が安く見えても、預け荷物、座席指定、空港までの交通費、現地での食事や観光費を加えると予算を超えることがあります。
特に週末や連休だけに日程を限定すると航空券が高くなることもあるため、「5万円で行ける国」を探すより、「5万円で行ける日程を探す」感覚を持つことが大切です。
10万円なら台湾・ベトナム・タイまで候補が広がる
予算10万円前後を用意できれば、韓国だけでなく台湾・ベトナム・タイなども比較しやすくなります。
この価格帯になると、最安の航空券やホテルだけに絞らず、立地や旅行日数とのバランスも考えられるようになります。
たとえばベトナムなら、航空券は韓国より高くても現地のホテルや食事を抑えられることがあります。反対に台湾なら現地物価だけで大きく節約するより、日本からの近さを生かして3泊4日程度で旅行する方法があります。
つまり同じ10万円でも、国によってお金の使い方が違います。
航空券を抑えて近場へ行くか、現地費用の安い国へ少し長く滞在するかまで考えて選ぶと、自分に合う旅行先を見つけやすくなります。
予算10万円以内で狙いやすい国や費用の考え方をもう少し詳しく知りたい人は、10万円で行ける海外旅行はどこ?予算内で楽しめるおすすめの国・安く行くコツを紹介でも旅行先を比較しています。
15万円あれば東南アジアでホテルや観光の選択肢も増える
予算を15万円前後まで考えられるなら、単に「一番安い国」を探す必要はなくなり、ホテルの立地や現地での体験も重視しやすくなります。
ベトナムやタイ、マレーシアなどでは、旅行時期や航空券によっては宿泊先のグレードを上げたり、現地ツアーを追加したりする余裕も出てきます。
ここで意識したいのが、予算をすべて航空券とホテルに使わないことです。
たとえばタイへ行くなら寺院観光、ベトナムなら郊外観光、フィリピンならアイランドホッピングなど、旅行先によって現地で参加したい観光があります。
航空券とホテルを予約したあとに「観光するお金が残っていない」とならないよう、旅行予算の中に食費・交通費・観光費まで含めておくことが重要です。
15万円以内に抑えることだけを目標にするより、「ホテルにはいくら、観光にはいくら」と予算を分けておく方が、旅行全体の満足度を調整しやすくなります。
海外旅行を安くする5つの方法
海外旅行を安くするには、安い国を選ぶだけでなく「いつ・どの方法で予約するか」も重要です。
特に航空券は、表示価格だけを見ると安くても、預け荷物や座席指定を追加すると想定より高くなることがあります。また、ホテル代を節約しすぎて郊外を選ぶと、現地で交通費や移動時間が増えることもあります。
旅行全体の費用を抑えるなら、次の5つを意識して比較してみてください。
GW・お盆・年末年始を避ける
旅行日を調整できるなら、まず大型連休や年末年始を避けることが大きな節約につながります。
海外旅行では現地の物価が同じでも、日本からの航空券やパッケージツアーの料金は出発日によって大きく変わります。
特にGW、お盆、年末年始、3連休などは旅行需要が集中しやすいため、普段なら安く行ける韓国や台湾でも旅行総額が高くなることがあります。
可能であれば平日出発を含めて検索し、前後の日程も比較してみてください。出発日を1~2日ずらすだけで料金が変わる場合もあります。
「安い国を探す」ことも大切ですが、同じ国へ安い時期に行く方が節約効果が大きいケースもあります。
旅行日を自由に選べる人ほど、国を決める前に複数の日程で料金を確認しておくのがおすすめです。
LCCだけでなくパッケージツアーも比較する
安く海外へ行きたいからといって、最初からLCC+ホテルの個人手配だけに絞る必要はありません。
LCCは航空券を安く取れる可能性がある一方、預け荷物や座席指定などが別料金になることがあります。
一方、旅行会社のパッケージツアーは航空券とホテルがセットになっており、セール商品や出発日によっては個人手配との差が小さくなる場合があります。
比較するときは、
「航空券の最安値+ホテル最安値」
ではなく、
自分が実際に利用する航空券+泊まりたいホテルの総額
で比べるのがポイントです。
特に初めての海外旅行なら、数千円の差だけでなく、予約をまとめられる手軽さやサポートの有無も含めて判断した方が選びやすくなります。
個人手配とパッケージの違いについては、後ほど詳しく比較します。
ホテルは料金だけでなく立地も確認する
ホテル代を節約するときは、1泊料金だけでなく観光地や駅までの距離も確認してください。
中心部から離れたホテルは安く見えることがありますが、毎日タクシーを使えば交通費が増えます。
さらに短期旅行では、料金以上に移動時間が問題になります。
たとえば3泊4日の旅行で毎日往復1時間余計に移動すると、合計では数時間をホテルへの移動に使うことになります。
安いホテルを見つけたら、
まで確認しておくと安心です。

1泊1,000円安いホテルより、少し高くても観光しやすい場所の方が、交通費と時間を含めると便利なことがあります。
航空券は預け荷物などを含む総額で比較する
格安航空券を比較するときに最も注意したいのが、最初に表示される金額だけで判断しないことです。
特にLCCでは、預け荷物、座席指定、機内食などが基本運賃に含まれていない場合があります。
2~3泊程度で機内持ち込み荷物だけなら安く利用できても、スーツケースを預ける場合は追加料金が必要になることがあります。
往路と復路の両方に追加すると、当初見ていた航空券との差が大きくなる可能性もあります。
また、利用空港にも注意してください。
航空券が数千円安くても、自宅から空港までの交通費が高かったり、早朝便のため前泊が必要になったりすれば節約効果は小さくなります。
航空券代+荷物+座席指定+空港までの交通費まで含めた金額で比較するのが、実際の旅行費用を把握するコツです。
現地ツアー・観光費まで含めて予算を決める
旅行費用を計算するときは、航空券とホテルだけで予算を使い切らないようにしてください。
海外旅行では、現地に着いてから意外とお金がかかります。
たとえば寺院やテーマパークなどの入場料、空港送迎、郊外への現地ツアー、交通費などです。
ベトナムやタイのように現地物価が比較的安い国でも、有名観光スポットや旅行者向けツアーまですべて安いとは限りません。
旅行予算が10万円なら、
「航空券+ホテルで10万円」
ではなく、
「航空券+ホテル+食事+移動+観光で10万円」
という考え方をした方が実際の出費に近くなります。
特に行きたい観光スポットが決まっている場合は、航空券を予約する前に入場料や現地ツアー料金も確認しておくと、旅行全体の予算を組みやすくなります。
観光費を少しでも抑えたい方は、海外オプショナルツアーが安いサイトはどこ?おすすめ予約サイト5社を比較で、KlookやKKdayなどの予約サイトを比較しているので参考にしてください。
安い海外旅行は個人手配とパッケージツアーのどっちがお得?

海外旅行は、個人手配とパッケージツアーのどちらが必ず安いとは決められません。
LCCのセールなどで航空券を安く確保でき、自分でホテルを選べるなら個人手配が安くなることがあります。一方、旅行会社のセールや出発日によっては、航空券とホテルがセットになったパッケージツアーとの差が小さい場合もあります。
特に韓国・台湾・ベトナム・タイなどは、個人手配だけを見て決めるのではなく、同じ旅行日程でパッケージ料金も一度比較してから予約すると判断しやすくなります。
| 比較項目 | 個人手配 | パッケージツアー |
|---|---|---|
| 料金 | 組み合わせ次第で安くできる | セールなら安い場合もある |
| 航空便 | 自由に選びやすい | 商品によって指定される |
| ホテル | 自由に選べる | 対象ホテルから選ぶ場合が多い |
| 予約の手間 | 航空券・ホテルを別々に予約 | まとめて予約しやすい |
| 日程変更 | 自由度が高い | 商品条件による |
| 向いている人 | 自分で比較・手配したい人 | 手間を減らしたい人 |
料金だけを比べる場合も、同じ条件にそろえることが大切です。個人手配はLCCの最安値、パッケージは預け荷物付きの航空便という条件では正確に比較できません。
LCCと格安ホテルを自由に選ぶなら個人手配
航空便やホテルを細かく選びながら安くしたい人には、個人手配が向いています。
個人手配のメリットは、自分の予算に合わせて組み合わせを変えられることです。
たとえば往路は午前便、復路は夜便を選んだり、ホテルだけ少しグレードを下げたりできます。航空会社のセールやホテルの割引をうまく組み合わせれば、パッケージより安くなる場合もあります。
特に韓国や台湾など近距離旅行では、LCCとホテルを自分で予約する方法も比較しやすいです。
ただし、航空券とホテルを別々に予約するため、それぞれのキャンセル条件を確認する必要があります。
また、航空券だけを先に予約してからホテルを探した結果、希望エリアの宿泊料金が高かったというケースも考えられます。
旅行予約に慣れていて、航空便・ホテル・立地まで自分で比較したい人には個人手配が使いやすい方法です。
航空券とホテルをまとめるならパッケージも比較する
航空券とホテルをまとめて探したいなら、パッケージツアーの料金も一度確認しておくのがおすすめです。
パッケージツアーというと「個人手配より高い」というイメージを持つ人もいますが、旅行時期やセール商品によって条件は変わります。
HISでも韓国・台湾・ベトナム・タイなどの海外ツアーが販売されているため、個人手配の金額が分かった段階で比較すると判断しやすくなります。
特に確認したいのは、単純な表示価格ではなく、
です。
パッケージの方が数千円高かったとしても、利用しやすい時間帯のフライトや立地の良いホテルが含まれているなら、旅行全体では使いやすい場合があります。
最安値だけでなく、同じような条件にそろえて個人手配と比較することがポイントです。
航空券とホテルを別々に探すのが面倒なら、まずパッケージ料金も確認しておくと比較しやすくなります。
海外旅行初心者は料金差だけでなく手間と安心感も確認する
初めて海外へ行く人は、数千円の料金差だけで個人手配とパッケージを決めない方が安心です。
個人手配では、航空券・ホテル・空港から市内への移動などを自分で確認します。自由度が高い反面、予約内容に間違いがないかも自分でチェックする必要があります。
一方、パッケージツアーなら航空券とホテルをまとめて申し込める商品があり、予約管理の手間を減らせます。
ただし、パッケージなら何でも便利というわけではありません。フライト時間を選びにくかったり、ホテルが希望エリアから離れていたりする商品もあるため、内容の確認は必要です。
旅行予約に慣れているなら個人手配、初めての海外旅行で「安くしたいけれど、航空券とホテルを別々に予約するのは不安」という人ならパッケージも比較するという選び方が分かりやすいです。
個人手配とHISの料金やメリット・デメリットをもう少し詳しく比較したい人は、HISと自分で予約するのはどっちが安い?航空券+ホテルの料金を比較して徹底解説で詳しく紹介しています。
海外旅行が安い国を選ぶときの注意点
安い海外旅行を探すときは、表示されている料金だけで予約を決めないことが大切です。
航空券が格安でも荷物代が別料金だったり、ホテルが安くても観光地から遠かったりすると、最終的な旅行費用は高くなることがあります。
また、物価が安い国でも観光地や旅行者向けサービスまで安いとは限りません。
「予約時の安さ」ではなく、現地で実際に使う費用や移動時間まで含めて判断することで、安さを優先した旅行の失敗を防ぎやすくなります。
安い航空券は荷物・変更・キャンセル条件を確認する
格安航空券を見つけたら、予約する前に荷物と変更・キャンセル条件を確認してください。
特にLCCでは、預け荷物や座席指定などが基本運賃に含まれていない場合があります。
数泊の海外旅行でスーツケースを預けるなら、往路・復路それぞれで追加料金が必要になることもあります。予約画面を進めて必要なオプションを追加すると、最初に表示された金額より高くなるケースも考えられます。
もう一つ見落としやすいのが、変更・キャンセル条件です。
安い運賃ほど変更できない、またはキャンセルしても払い戻しを受けにくい場合があります。
「往復航空券がいくらか」だけではなく、荷物など自分に必要な条件を追加した最終料金まで確認してから比較することが重要です。
現地物価が安くても観光地価格は別と考える
「物価が安い国だから現地ではほとんどお金がかからない」と考えない方が安全です。
ローカルな食堂や公共交通は安くても、有名観光スポットの入場料、現地ツアー、旅行者向けレストランなどは別です。
たとえばリゾート地では、ホテル内のレストランやマリンアクティビティを利用すれば費用が増えます。遺跡や郊外観光では、入場料だけでなく現地までの交通費やツアー料金が必要になる場合もあります。
そのため、現地予算を「食費×日数」だけで計算するのはおすすめしません。
旅行先を決める前に、絶対に行きたい観光スポットを2~3か所決め、その入場料や移動費まで確認しておくと現実的な予算を立てやすくなります。
安い国ほど豪華に遊べるとは限らないため、自分が何にお金を使いたいのかを先に決めておきましょう。
渡航条件・治安情報は予約前に確認する
料金が安い旅行先を見つけても、航空券を購入する前に最新の渡航条件や安全情報を確認してください。
海外では、入国に必要なパスポートの残存有効期間、査証(ビザ)の要否、電子渡航認証などの条件が国・地域によって異なります。
また、安全状況も変化する可能性があります。
外務省の海外安全情報では、国・地域ごとの危険情報や感染症に関する情報などを確認できます。
格安航空券を先に購入してから渡航条件を調べるのではなく、「この条件なら問題なく入国できる」と確認してから予約へ進む方が安心です。
特に久しぶりに海外へ行く人は、パスポートの有効期限だけでなく、渡航先が求める残存有効期間も早めに確認しておきましょう。
海外旅行が安い国ランキングまとめ
海外旅行を安くするなら、現地物価だけではなく、航空券・ホテル・旅行日数まで含めた総額で選ぶことが大切です。
今回紹介した中でも、短期間で旅行総額を抑えたいなら韓国、初めての海外旅行で行きやすさも重視するなら台湾が候補になります。
3泊4日~4泊5日程度の日程を取れるなら、ホテルや食費を抑えやすいベトナムも魅力があります。安さだけでなく観光やグルメも重視するなら、タイまで広げて比較してみてください。
選び方を整理すると、次のようになります。
- 短期・旅行総額を抑えたい:韓国
- 初海外・行きやすさを重視:台湾
- ホテルや食費を抑えたい:ベトナム
- 安さと観光を両立したい:タイ
- ヨーロッパの中で滞在費を抑えたい:ハンガリー
また、安く予約するために個人手配だけに絞る必要はありません。航空券とホテルを別々に予約した場合の総額と、パッケージツアーの料金を同じ日程・条件で比較してから決めると失敗しにくくなります。
特にLCCを利用する場合は、預け荷物などを追加した最終料金まで確認してください。
「一番安い国はどこか」だけで決めるのではなく、自分の予算・旅行日数・やりたいことに合う国を選ぶことが、結果的に満足できる海外旅行につながります。
航空券とホテルをまとめて探したい人は、個人手配を決める前にパッケージ料金も一度比較しておくと選びやすくなります。

